最近、鍼が面白い!
当院では、主に腰が悪かったらいきなり腰に鍼を刺すという治療ではなく手や足などに鍼をして全体を変化させて結果腰に効くという治療手段をとっているのですが、鍼を刺す深さや方向をほんの少しだけ変えるだけで治療効果が格段にちがいます。
脳梗塞後の後遺症で寝たきり状態から一部介助で歩行が出来る状態にある患者さんがおられるのですが、ツボの場所によるのですが鍼を深く刺した場合と浅く刺した場合で歩行中の安定感と歩行距離が格段に違ってきます。
このような形で適切な治療を積み重ねていければ、治らないと諦めておられる患者さんの一助になると確信する事ができました。
今後も少しでも患者さんの体調が良くなるよう、とむ鍼灸院では誠心誠意知識・技術の研鑽を深めていこうと思います。