排便、排尿には反射と高位中枢(脳)の調節が関与しています。

刺激があってその刺激を受け入れる受容器があって、その受容器から興奮を発し、興奮を伝える経路(求心性繊維)を通り中枢まで達し、中枢から発した興奮を伝える経路(求心性繊維)を通り、効果器(効果を表す容器、筋肉など)に反応を起こさせることを反射と言うのですが、反射の中には抑制したり、増強したりする調節が可能なものがあり、この調節は大脳皮質や脳幹などが司っています。

ただし、これらの反射の調節は生まれ持ったものではなく、生まれてから獲得していきます。

排尿・排便も、このような反射と高位中枢からの調節を受けています。

私たち鍼灸師は特にこの排尿・排便の状態により自律神経の状態、身体の中の状態などを推し量り、現在あらわれている症状(肩こりや腰痛など)を総合的に判断し、施術していきます。

下の表はざっくりではありますが排尿と排便についてまとめました。

腰椎・仙骨あたりから出る神経が主に排尿・排便に関わりますのでお尻を温める・ストレッチをするなどして養生するのもいいかもしれません。

次回は、排便反射について書いていこうと思います。

排便排尿
受容器直腸粘膜膀胱粘膜
求心性繊維骨盤神経、陰部神経骨盤神経、下腹神経、陰部神経
中枢腰髄〜仙髄(第2〜3腰髄)腰髄〜仙髄
遠心性繊維骨盤神経(副交感神経)陰部神経など骨盤神経(副交感神経)下腹神経(交感神経)など
効果器肛門括約筋、肛門挙筋、腹筋、横隔膜など膀胱括約筋、膀胱など
高位中枢大脳皮質、視床下部、延髄大脳皮質、脳幹、視床下部、延髄など

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